その牛の個性を表す指標であって、味の評価ではない
牛肉の格付け・等級
最近「A5ランク」という言葉をよく聞かれると思いますが、「A」というのは、実は『A、B、C』の3段階あり元の肉から取れる肉の量、つまり「歩留まり」を表す数字です。Aは標準より良い、Bは標準、Cは標準より劣る。です。
次に「5」という数字ですが、こちらは1〜5の5分類に分けられ、
「サシの入り具合」
「肉の色つや」
「肉の締りときめ細やかさ」
「脂肪の光沢」
を加味して5つの等級に分類されます。(この5段階は、さらに細かく12段階で分けられてますが、話が長くなるのでまたの機会に)
さて、A5が国内最高等級と言われて、セリ値、売値、見た目で、たしかにそうなのですが、
前述した内容に「味」に関する評価はありません。
つまり牛の等級とは、
『その牛の個性を表す指標であって、味の評価ではない。』
赤身が好きな方にとって、霜降りの多い肉が最高ですか?
あくまで食べられる方の好みに合わせるための評価だということです。
その中で221では赤身と脂身のバランスが良い『A4等級』に限定して仕入れさせていただいてます。
長くなるので、今日はここまで ☺︎